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竹炭、竹酢液 |
地球環境、生活環境、健康に良いと聞く! |
竹炭にはいろいろな効果があるらしい ・有害物質の吸収、分解 ・消臭 ・調湿 ・酸化還元 ・マイナスイオン効果 等々 又竹炭を焼く時にとれる竹酢液も様々な効果を持っている ・防虫 ・殺菌 ・消毒 |
◇竹炭、竹酢液を作る為には◇
設備
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本格的に商売を目的として竹炭を作るのでなければドラム缶で作成した簡易窯で十分です。 |
保温、断熱、空気遮断が必要な為、簡易ドラム缶窯を地中に埋めるのですが、風雨の影響を出来るだけ受けないようにコンクリートブロックや石膏ボードを使用して屋根付きの簡単な小屋を造ってやると良いでしょう。 |
材料
・入手が容易な真竹、孟宗竹で5年以上の古い竹が良い。
・太さにより4つ割か3つ割にし、節の部分をおとす。(原型のまま焼く場合は節毎に穴をあける)
・2〜3ヶ月放置し乾燥させる。(含水率は30〜40%位が良いらしい)
・簡易ドラム缶窯で一回に焼けるのは孟宗竹の太いもので5、6本。
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1回分の竹材 | 4割治具 |
方法
準備
・窯の周りの土を乾燥させる為に、最初は材料を入れずに空焚きをすると良い。
・窯内の下側に金属すのこを敷いて10cm位の空間を作り、その上に材料を寝かして詰める。
(上側には熱風の通り道として5、6cmの空間を作る)
・蓋をして窯全体の上を20cm程度の土で覆う。
口焚き、着火
・焚き口に火をつける。
(火をつけると材料の乾燥度、その日の気温、湿度等によりますが半日位は火の番が必要になります)
・口焚きを止める目安として内部又は、煙突の煙の温度で判断するのですが、ほぼ煙突の煙の温度が80度位になると着火していると思われるので、口焚きを止め5cm角位の通気孔を残して焚き口を塞ぎ、その後の煙の状況をみて完全に着火したかどうかの判断をする。
(煙の色が白から黄色がかってき、その後薄い白と変化してくれば大丈夫、白色のままで消えてしまった場合は再度焚き口を開け口焚きを再開する)
炭化(消火)
・着火が確認できたなら、あとは炭化するのを待つ。
(材料やその日のコンディションで違いますが、4〜5時間かかることもあります)
・煙の色が薄い青色になり、そしてほぼ透明になれば炭化は完了ですので、焚き口の通気孔を完全に塞ぐ。
・通気孔を塞いだあとも20〜30分煙がでますので、そのあとに煙突も塞ぐ。
窯出し
・急冷しますと、苦労して制作した製品に割れが発生してしまいますので、出来ればそのままの状態で1昼夜放置すると良い。
(くれぐれも温度の高い状態で蓋を開けない事、発火する危険がある)
*竹酢液採取*
・煙の温度が90度位になったら、煙を採取用の煙突に導く。
・採取用煙突内で分留された竹酢液を容器に採取する。
(採取用煙突の材質、長さ、傾斜角度により採取量が大きく変わるので工夫がいる)
・採取された液をポリ容器に入れ3ヶ月程度放置します。
(採取されたばかりの液には有害物も含まれているので、そのままでは利用できません)
・容器内で3層に分離されますので中間層を抽出し、濾過紙で微粒状のゴミ類を取り除く。
・更に蒸留する事により不純物が軽減され透明度が高くなる。
(竹酢液の用途によっては蒸留工程は必要無い)
◇自分で竹炭、竹酢液を作ってみたい方◇
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簡易ドラム缶窯 | 孟宗竹材料 | 炭焼き小屋 |
これらの窯、材料類を実費でお作り、お分け致します、希望の方は下記までどうぞ